訪問してきましたよっと。庄内にあった店舗から移転されて初訪問。
昭和レトロに振り切った喫茶店『初恋』さん。日祝が定休日というややハードルが高めなお店ですがハードルを飛び越える価値のあるお店です。
外観から既に突き抜けた昭和レトロ
閑静な住宅街の中にある一軒家。
それが『初恋』さんの外観。もうお店の前からして昭和感満載。ここまでくると昭和レトロというかシンプルに昭和。家。
初訪問の際は住宅街の中にある住宅の見た目の喫茶店を探す事になるのでグーグルマップを片手に目指しても迷われる方もいるそうな。でしょうね、て思うレベル。
そんな『初恋』さんには嬉しい事に自転車用駐輪スペースが完備されてます。
店内も突き抜けて破れるレベルの昭和レトロ
こちらが店内の内装。アグレッシブレトロという単語が相応しいレベルの昭和レトロ感が満載です。
喫茶店での座席は椅子やソファが当たり前になってきている昨今に座敷。日本人にとって最良の落ち着くスペース、畳。店内の座席は全面が畳の席となります。
『喫茶店とは寛ぐ場である』という本質を具現化したユーザビリティには頭が下がります。
弄るような発言になっていますが映えます。令和の時代にこのビジュアルはそれはもう圧倒的な非日常感でインスタ映えはそれはもう凄いです。何処を撮っても絵になるほど。
※なお令和5年5月現在、『初恋』さんの間借り形態で日本式カレーヌードル屋『嘘つき彼氏』さんがオープンしています。
今回オーダーしたもの
恋は哀しみのジェラシー
要するにプリンです。
プリンのメニュー名としては聞き慣れない言葉が羅列されていますが、プリンです。
勘違いされないでほしいのですがワタクシが『初恋』さんを推すのは外観や内観の見た目が面白いからでなく味がホンモノであるからです。『美味しいだけでなく面白い』それが大前提です。
こちらの『恋は哀しみのジェラシー』はしっかり固めのプリンでカラメルのほろ苦さが堪らない一品。チープさを感じるサクランボが逆に雰囲気を醸し出すのに一役買っています。
初恋の味(ひと)そうあの人は恋どろぼう
要するにメロンクリームソーダです。
メニュー名からはまったく想像がつきませんが味は至って王道のメロンクリームソーダ。
鮮やかなカラーリングのメロンソーダに、アイスクリームを溶かしながら食べると美味しさと懐かしを感じる定番の味。
そして先ほどのプリンにも言えますが『初恋』さんは価格が全体的にリーズナブル。店主さんが原材料の高騰に気付いてないんじゃないか?と思うような価格設定です。感謝。
私いもってる第7回恋人オーディション
要するにさつまいもブリュレです。
皮ごと焼かれたサツマイモのしっかりとした甘さが冷たいアイスクリームとの相性抜群。
シンプルな構成ですがシンプル故にストレートな美味しさを味わえます。メニュー名がシンプルじゃないだけ。
パンクしそう。恋のゴーカート あなたのせいでピットイン
要するにカフェオレです。
もう突っ込む気にすらならない。
クセ強いメニュー表
要するにメニュー表です。
封筒を開けると
このようにメニューが掲載されています。
注文は一般名称でも初恋さんのメニュー名でもどちらでも問題なく通じるので安心してください。
例えば上記のカフェオレを注文したい場合は『カフェオレください』と注文しても『パンクしそう。恋のゴーカート あなたのせいでピットインください』と注文しても問題ありません。言いやすい方で良いと思います。
異彩放つ奇才の世界観
『初恋』の店主さんは道頓堀にある人気担担麺屋さん『たぶっちゃん』を経営されているたぶっちゃんです。
たぶっちゃんならではのユニークな世界観を発揮した『初恋』さんで普段のカフェでは味わえないような寛ぎ方は如何でしょうか?
本当にオススメなお店なので気になられた方は是非行ってみてください!
※営業時間の変更や臨時休業など稀にあるので訪問前にたぶっちゃんのインスタより営業状況の確認推奨です。
ダッティレーダー
味は美味しく価格も安い。メニュー数もバラエティ豊かな品揃え。接客はハマれば相当面白い。利便性に関しては営業時間・曜日・アクセスと厳しい部分が。
お店情報
店舗名 | 喫茶 初恋 |
住所 | 大阪府豊中市曽根東町5-9-26 |
電話番号 | 不明 |
営業時間 | 14:00〜17:00ぐらい |
定休日 | 日曜・祝日 |
目安予算 | 1,000-2,000円 |
席数 | 12席程度 |
その他 | 全席禁煙、カード不可 |
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