名店ひしめく裏難波の中で確固たる地位を築いているホルモン焼きのお店『アンケラソ』。立呑みスタイルの業態でありながら週末になると開店前から列をなすほどの人気店。
立ち呑みで並ぶとか…どんだけみんな立つねん
と思いながらワタクシも開店20分前に並んでまいりました。←
立ち呑み業態ながらも味は本格的な『アンケラソ』
アンケラソの場所は千日前ウラ横丁にある雑居ビルの2階。
「裏難波のウラ横丁の雑居ビルの2階」と活字化するとディープ臭がハンパなく感じるかも知れませんがその感覚は正解です。その感性は大事にされるべきだと思います。
慣れていない人だと見過ごしてしまいそうな場所ですし、階段を上る時も多少なりとも勇気がいるかも知れません。その階段を上った先にお店があります。
まずは定番の『生センマイ』から
最初に生センをオーダーするか否か聞かれて迷わずオーダー。
ホルモンが焼けるまでの前菜のような位置付けの生センですが新鮮でほどよい噛み応えが美味しい。
辛味のあるタレはコクがありつつも、生センの新鮮さの主張を妨げないようなさっぱりとした味付け。独自性を感じる味わいでした。
思わずオーダーした『チャプチェ』
目の前に盛られていたお惣菜のチャプチェが気になりすぎてオーダー。
どのお料理にも言える事ですがそれぞれ一品の量がそれほど多くなく、色々な種類を食べれるサイズ感が嬉しい。
調整がし易いので2軒目使いや3軒目使いとしても使いやすい印象。ソロ訪問もアリですね。
今回の本命『やき肝』の登場
ビジュアルからして旨味がダダ漏れしまくっている軽く炙られた程度の肝はいざ口内に含むとビジュアル以上の旨味が爆発。疑う余地の無い新鮮さは勿論のこと、シンプルに肝そのものが美味しい。
前知識でオススメと聞いてましたが納得の味でした。訪問の際はマスト級です。
そもそも『アンケラソ』は肉がどれも安定して美味しい
生セン・チャプチェ・やき肝と食べてきましたがこの時点でこのお店は何をオーダーしても裏切らないという確信は持てていたので本格的な焼きメニューをハイボール片手に焼き上がりを楽しみに待っていました。
因みにこちらのお店はホルモンは言わずもがな、ワインにも力を入れておられるのでワインがお好きな方は是非ワインとホルモンで楽しんでほしいと思います。
オススメでお願いするのもアリやで!
ワタクシはお酒が好きなものの弱いのでワインをオーダーする勇気が持てませんでしたが、お好きな方ならきっとホルモンと相性の良いワインを楽しめると思います。しらんけど。
安心安定の『大てっちゃん』、間違いなし
ワタクシの主観ではホルモンといえばてっちゃんの印象があるんですよね。なのでオーダーをしない選択などありません。
内包された脂の甘みと旨味が噛むほどにジュワッと口内に広がり、それをハイボールとともにキュッと流し込む…これぞホルモンの醍醐味。
どの部位にもいえますがとにかく肉そのものが美味い!この価格でこのクオリティは相当なHCPです。
『コメカミ』は塩わさびで
比較的珍しい部位コメカミもお手軽な価格で頂けるのもアンケラソならでは。
肉肉しさを存分に味わえる弾力のある歯応えにしっかりと風味のあるワサビがツーンときます。
ステーキをワサビで食べるのとはまた違った…言うなればハイグレードなB級といった味わいでしたけどそんな例え意味わからんよね
『ちょっとええバラ焼き』でオーラス
今回のフィニィッシュはコチラ。美味しく見えますよね?美味しくなさそうに見えたとしたら全責任は写真を撮ったワタクシにあります。最後まで美味しかった!
『アンケラソ』さんのまとめ。
手頃な価格で美味しく、店内も鉄板を使うお店でありながら綺麗にされており相当レベルの高いお店だと思いました。
唯一のネックは『予約が出来ない人気店』ということ。勿論タイミング次第では待ち無しで入店できる事もあると思いますが、待ち時間を極力少なくしたいなら狙うタイミングとしては開店時間の少し前が無難と思います。
入店ハードルはやや高めですが美味しいので興味を持たれた方は是非。
ダッティレーダー
味は相当美味しくメニュー数も豊富。価格もスタンド価格で有難い。裏難波の立地も文句なし。接客も悪くないものの初見は怖く感じるかも。
お店情報
店舗名 | アンケラソ |
住所 | 大阪府大阪市中央区千日前2-3-24 久富千日プラザ 2F |
電話番号 | 不明 |
営業時間 | 17:30~翌0:30(L.O.23:30 ネタ切れ次第終了) |
定休日 | 火曜(祝日の場合営業) |
目安予算 | 2,000-3,000円 |
席数 | 約15名程度 |
その他 | 全席喫煙可、カード不可 |
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