この記事は私がEchosさんに行ってテキンで名刺を刷ってみたら大満足だったというお話です。

タイトルで全てを語ってしまった気がしないでもないですが、そこは本文で詳細を語っていければいいかなーって思っております。それではレッツ本文☆

 

 

という訳で先日私自身の名刺を活版印刷という印刷方法で作る為にEchosさんへ行ってきました。

 

いやアンタ自社で刷れよ。と思われる方もいらっしゃるかも知れませんが弊社では表現しにくい印刷方法である事・実質ほぼ私の趣味みたいなもの(活版印刷がしたかった)なのでEchosさんでお世話になる事に。

 

 

現地に着くと

 

 

 

僕がお世話になるEchosさんの横にはカフェが併設されています。もうなんか看板からオシャンな匂いが垂れ流されちゃってます。かっこいい。麹ですよ麹。麹と湯葉はオシャンの代名詞と言っても過言ではないでしょう。因みにこちらのカフェは私が行った土曜日は残念ながら営業されていませんでした。とは言えオシャンカフェの中に入る勇気なんて持ち併せて無かったので結果オーライです。

で、そのままEchosさんに入店。

 

 

 

 

活版WESTや包装族でこちらには何度かお邪魔していますが相変わらずのオシャンっぷりです。オシャン過ぎて悔しいので組版のアルファベットをこっそり

YAMADATTI

と並べてオシャンな景観ブチ壊しつつ爪痕残そうかと思いましたが万が一ノリが通じないと今からこの空間で過ごす数時間が大変重厚な空気になると思い、リスクマネジメントの観点から我慢しました。大人。

 

 

そして今回の印刷はレクチャー付きで申し込んでいます。金額的に大きな差はありませんし、「俺は印刷機が使える男なのだ」と無駄にイキって失敗するのが怖いからです。安心を買います。パーフェクト大人。

 

 

 

こちらが今回私が使うテキンと呼ばれる印刷機です。超アナログです。短い間の取引ですがどうぞ宜しくお願いします

 

まずは印刷に使う版をセットします。

 

 

 

隙間を木で埋めるのですがご覧の通りパズルみたいで楽しかったです。極力少ない資材で済ませたく思ってしまうのはプライドなのかエコなのか。しかしあらゆる事がレトロな感じで無性に落ち着きます。

 

インキを機械に撒いた後、版をセットします。

 

 

 

 

後はひたすらレバーを倒してガッチャンガッチャン刷り倒します。1枚1枚その都度セットしてひたすらガッチャンガッチャン。今回は両面刷りなので表面を刷ってから版を替えて裏面をガッチャンガッチャン。そして2時間弱ぐらい?掛かっておよそ150枚弱の両面印刷の名刺が完成。

 

 

 

 

 

 

カッコよすぎませんか?コレ。

 

手前のバリバリ再生紙の紙はNOZOMI PAPERという紙で、私が活版印刷で絶対に刷りたいと思っていた紙です。もうね、質感が最高に良いんです。しっかりと版で印刷を凹ます事で紙のザラつきと圧の凹みとで絶妙な手触りになります。やっぱりこの紙いい。超いい

 

でも折角なので色々な紙で刷ってみました。

 

 

 

 

 

絶景です。ねぎまみれとはまさにこの事。

 

以前の活版WESTの記事でも書きましたが活版印刷の最大の魅力は単純な綺麗さで語る事の出来ない風合いです。

 

 

 

 

見てください。この1枚1枚違う表情のある凹み具合とカスレ具合。この風合いこそが活版印刷の最大の魅力なのです。

 

 

 

とか言いながら1枚しか見えてない画像を参考画像に使う私はアホかもしれません。しかもこの名刺カスレてないし

 

 

ただ写真では中々風合いを伝えるのが難しいんですよね…。実際に手に取って頂けると活版印刷の魅力がダイレクトに伝えられるのですが…。おまえの写真の技術が…とかは無しの方向で

 

 

 

印刷体験をしながら手作り感満載の名刺やポストカードを作るのってすごく楽しいです。Echosさんは予約制になりますが、逆にゆっくりと色々なお話を聞けたりするので興味のある方は是非テキンで活版印刷を体験してみてくださいね。

Echos

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

今回のおしながき